瀧川真吾– Author –
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【増加運転資金】業績が拡大すると運転資金は増加する
増加運転資金は、企業が事業を拡大するときに必要となる運転資金です。業績が拡大すると売上の増加と伴に売掛金や買掛金も増えることが一般的です。しかし、売上の発生とその資金の回収までには通常時差があります。今回は、事業拡大や新規事業の立上時に... -
話し上手より聴き上手。「きく」ことの大切さについて。
最近のブックランキングで「人は話し方が9割(永松茂久著)」の本が売れ続けているというニュースを聞きました。 本のタイトルでは「話し方」が主役になっていますが、実際は「聴き方」の大切さを説いている本だと思います。 さて、今回はタイトルの通り... -
運転資金の目安は? 社長と税理士が考えている運転資金は違う意味かも!?
経営者のお悩みの中でトップグループにくるのは「お金」のことです。 そして、それに関連する「運転資金」も質問が多い事項です。 極論ですが、会社は赤字では倒産しませんが、資金が枯渇すると倒産します。 そのため、企業経営では運転資金の考え方を知っ... -
生前贈与加算7年に延長。相続時精算課税は年110万円の非課税枠を新設!
令和5年税制改正で、生前贈与の改正が発表されました。 改正後は、生前贈与加算については、加算期間が相続開始前の7年(現行は3年)に延長されます。 また、生前贈与の改正とあわせて「相続時精算課税」の改正もあります。 こちらは、年110万円の非課税枠... -
インボイス制度改正。「納税額が売上の2割」に軽減??免税事業者がこれからやることを整理します。
先日、インボイス制度のセミナーを行ってきました。 ちょうど、財務省から発表された「インボイス制度の改正案」もあり、小規模事業者では特にインボイス制度への対応が変わってくるかと思います。 そこで、インボイス制度の改正案を踏まえてこれからの対... -
いよいよ民間ゼロゼロ融資の返済本格化。返済負担軽減のための、新借り換え保証制度(コロナ借換保証)始まる。「経営行動計画書」の記載がポイントに!
コロナ禍が長引き、もうじき4年目に突入していきます。 コロナ禍当初、非常事態に応じた融資制度が行われ当面の資金不足を手当する政策が行われました。 いわゆる「ゼロゼロ融資」制度です。(新型コロナ禍に対応して行われた金融機関による実質無利子・無... -
一年の計は元旦にあり。「目標」を立てることの大切さについて。
新年あけましておめでとうございます。 皆さんは2022年はどんな1年だったでしょうか? そして、2023年はどんな1年にしたいとお考えでしょうか? ことわざに「一年の計は元旦にあり」とあります。物事を始めるには最初にきちんと計画を立てること... -
<スモールビジネスのIT活用>おススメITツールと会計周りのIT活用事例
最近はビジネスでのIT化やDX化推進のニュースをよく聞きます。 税理士業界でも、会計周りのIT化はどんどん進んでいます。クラウド会計などは分かりやすい事例ですね。 一方で、中小企業やスモールビジネスでは、IT化の情報が末端まで届いているかと言われ... -
<スモールビジネスの管理会計> 変動損益計算書と経営分析
会社の業績を把握する場合、試算表ないし決算書をみて経営状況を分析します。 そして、利益情報の確認には損益計算書をみます。 決算時に作成する通常の損益計算書でも、十分に経営分析の役に立ちますが、変動損益計算書を活用するとより会社の利益構造の... -
<スモールビジネスの管理会計> まずは「売上」の分析から。ひと工夫するだけで「売上」の見方が変わります。
管理会計という言葉を聞かれたことはありますか。 管理会計は、会計情報を経営の意思決定に役立てることを目的とした内部用の会計です。 一方、管理会計と比べられるのが財務会計です。 財務会計は、株主や債権者などの外部利害関係者に財務状況を報告する...